出版社内容情報
証券実務に従事する実務家に相場操縦事件に関する必要かつ有益な情報を提供
証券取引等監視委員会に籍を置いていた2名の著者が、金融商品等の公正な価格形成を目的とし、相場操縦規制の実務を紹介する。過去の具体的な刑事事件(犯則事件)・課徴金事件を題材にして、各事例で問題となった実務上の論点を整理した上で解説をくわえ、複雑化する相場操縦の手法とその規制を解き明かす。
内容説明
市場に対する投資者の信頼確保に向けて過去の具体的な事例を紹介し、相場操縦に関する規制実務を解説。
目次
第1章 相場操縦規制の枠組み
第2章 相場操縦規制の主体と規制のあり方
第3章 課徴金事件の調査と審判
第4章 過去の課徴金事件
第5章 刑事事件の捜査
第6章 過去の刑事事件
第7章 新しい手口の相場操縦事件への対応
著者等紹介
清水真一郎[シミズシンイチロウ]
弁護士(渥美坂井法律事務所・外国法共同事業)。平成13年検察官任官。平成21年名古屋地方検察庁特別捜査部、同24年金融庁証券取引等監視委員会事務局取引調査課証券調査指導官兼市場分析審査課課長補佐、同25年開示検査課課長補佐兼市場分析審査課取引審査調整官、同26年特別調査課特別調査指導官、同27年東京地方検察庁特別捜査部。同30年に退官後、日本取引所自主規制法人勤務を経て、令和2年より弁護士
志村聡[シムラサトシ]
弁護士(全保連株式会社執行役員法務部長)。平成20年弁護士登録。同年より清水直法律事務所にて勤務。同25年金融庁証券取引等監視委員会事務局取引調査課証券調査官、同28年証券検査課証券検査官、同29年取引調査課取引調査法務調整官。同30年に退官後、平出・〓橋法律事務所(現PLAZA総合法律事務所)勤務を経て、同31年に全保連株式会社法務部長。令和3年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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