出版社内容情報
CGコードによって設置が推奨される任意の委員会について解説
既に東証全上場会社の約半数が設置している指名委員会・報酬委員会。それらを役員人事や報酬におけるガバナンスの強化のため、任意の委員会として設置する場合の基本的な考えから設置・運用上のテクニカルな問題点までをQ&A形式で解説。2021年CGコード改訂に対応した改訂版(『指名諮問委員会・報酬諮問委員会の実務〔第2版〕』の改訂・改題)。
内容説明
2021年CGコード改訂に対応した任意の委員会のあり方を示す。2021年改訂の趣旨から導入状況の分析、最新の実務動向・ノウハウまでQ&A形式で解説。
目次
第1章 任意の委員会の概要(任意の委員会はなぜ注目されているか。;コードにおける任意の委員会の位置付けの変遷(2018年改訂) ほか)
第2章 任意の委員会の導入状況(導入企業数とその推移;委員数の傾向 ほか)
第3章 指名委員会(指名委員会の権限(検討事項)
指名委員会が最終決定すべきでない事項 ほか)
第4章 報酬委員会(報酬委員会の権限(検討事項)
報酬委員会が最終決定すべきではない事項 ほか)
第5章 各委員会に共通する手続等(任意の委員会の議長(委員長)
任意の委員会を担当する事務局 ほか)
著者等紹介
澤口実[サワグチミノル]
森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士。1991年東京大学法学部卒業、1993年弁護士登録。日本取締役協会幹事、経済産業省「CGS研究会」(コーポレート・ガバナンス・システム研究会)委員、東京大学法科大学院客員教授などを務める
渡辺邦広[ワタナベクニヒロ]
森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士。2004年東京大学法学部卒業、2006年弁護士登録。2012年コロンビア大学ロースクール卒業、2013年ニューヨーク州弁護士登録。2013年~2015年法務省民事局にて執務(平成26年会社法改正及びこれに伴う法務省令改正を担当)。コーポレート・ガバナンス、M&A/企業再編、訴訟/紛争解決などを含む会社法務全般を取り扱う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 奇跡集