出版社内容情報
下請法は資本金が1000万円を越える事業者であれば規制を受ける可能性があるため、大企業といわれる事業者だけが理解していればよいわけでなく、また、下請法に守られている側の事業者の理解も望まれる。本書では、大企業の法務担当者、発注者のみならず、中小企業の発注担当者や下請事業者の担当者にも広く下請法を理解できるように、事例を活用しつつわかりやすく解説。
内容説明
事例を用い、公取委運用実務で解説した入門書。取引の流れに沿い、図を多く用いてポイントを説明。
目次
第1章 下請法の目的と概要
第2章 取引を開始する
第3章 発注
第4章 納品
第5章 発注内容の変更・やり直し
第6章 代金の支払い―その1
第7章 代金の支払い―その2
第8章 物の購入強制・役務の利用強制、不当な経済上の利益の提供要請
第9章 下請法違反の調査
著者等紹介
鎌田明[カマダアキラ]
経済産業省電力・ガス取引監視等委員会取引監視課長。1998年公正取引委員会事務総局入局。取引部企業取引課下請取引調査室長、審査局管理企画課公正競争監視室長、取引部企業取引課長を経て、2017年7月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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