内容説明
良い会社分割と悪い会社分割の分水嶺とは。あらためて問う、あるべき会社分割。民法(債権関係)、会社法の各改正内容との関連性についても言及。
目次
1 濫用的会社分割と詐害行為取消権・否認権
2 会社法改正の視点からみた濫用的会社分割
3 債権法改正作業と濫用的会社分割―改正法における詐害行為取消権行使の可能性
4 2012年10月12日最高裁判決登場までの沿革
5 濫用的会社分割に関する会社法の基礎知識
6 濫用的会社分割に対する否認権行使にかかる論点整理
7 倒産実務の視点からみた濫用的会社分割
8 中小企業の事業再生の手法としての会社分割
9 濫用的会社分割論に対する企業法務部の対応
10 会計・税務の観点からみた濫用的会社分割
11 シンポジウム濫用的会社分割を考える
著者等紹介
土岐敦司[トキアツシ]
弁護士(第一東京弁護士会所属)。成和明哲法律事務所パートナー。1955年大阪府豊中市生まれ。1979年3月早稲田大学法学部を卒業し、1983年4月に弁護士登録。法制審議会(商法部会(現会社法部会))幹事、第一東京弁護士会総合法律研究所委員長、同研究所倒産法研究部会部会長、同研究所会社法研究部会部会長、株式会社パルコ社外取締役、株式会社クレディセゾン、株式会社丸山製作所、太平工業株式会社の各社外監査役、一般社団法人日本経済団体連合会監事、司法試験(新司法試験)考査委員(商法担当)など歴任
辺見紀男[ヘンミノリオ]
弁護士(第一東京弁護士会所属)。成和明哲法律事務所パートナー。1957年東京都生まれ。1981年3月中央大学法学部を卒業し、1989年4月に弁護士登録。第一東京弁護士会総合法律研究所倒産法研究部会副部会長、同研究所会社法研究部会部会長、同研究所委員長、サッポロホールディングス株式会社社外監査役、旧司法試験第2次試験考査委員(商法担当)など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 入門コミュニケーション論