内容説明
バイヤーは、顧客の変化に対応するため、もう一度原点に戻らなければならない。バイヤーは、今までも、これからも、商品を通して狙っている顧客の満足を得るのが仕事である。そしてバイヤーは、資本運動としての商品投資活動を効率化する、商品投下資本効率である商品生産性を上げる先導者である。しかし、求められるその質は、今まで以上に高くなる。マネジメントシップもリーダーシップも向上させなければならない。本書は、以上のようなバイヤーが期待する成果を得るための原理原則、常識を企業環境の変化の中で捉えたものである。
目次
第1章 1月―新年最初の業務命令で商品部へ異動、「誓いの言葉」で決意する
第2章 2月―人口動態を理解し、判断する
第3章 3月―消費者の購買動機の原点
第4章 4月―マーチャンダイジング(MD)をお客の立場で理解する
第5章 5月―品揃え計画の基礎理論
第6章 6月―商品部、バイヤーの数値責任と職務内容
第7章 7月―売価決定の原則
第8章 8月―棚割の手順と方法
第9章 9月―バイヤーに必要な基礎計数その1
第10章 10月―バイヤーに必要な基礎計数その2
第11章 11月―季節を考慮した販促企画の立て方と特売の組み方
第12章 12月―経営理念の源「心を守り、心を鍛えよ」
著者等紹介
上保陽三[ウワボヨウゾウ]
1974年東洋大学経営学部卒業。同年、通産大臣登録中小企業診断士合格。MRM研究会を主宰し、スーパードラッグストア、スーパーマーケット、酒ディスカウントストアなどの長期経営計画、システムづくり、中堅幹部の能力開発、経営革新のための指導を中心に活躍。商業界主宰の各種セミナーでは、計数を中心に担当し、通信教育では「商店経営計数能力アップ通信講座」(初級、上級)を執筆
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感想・レビュー
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Kengo Fukushi
( ̄∀ ̄)
シエナ