これからの鳥類学

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  • サイズ A5判/ページ数 528p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784785358389
  • NDC分類 488.1
  • Cコード C3045

内容説明

日本における鳥類の研究は、近年、ますます活発になってきている。大学や国公立・財団等の研究所はもとより、それらの機関に所属しない個人やグループ、また環境アセスメントやコンサルタント関係の会社組織においても、優れた研究が活発に行われるようになってきている。本書は、日本鳥学会の創立90周年を記念して出版されるもので、進展著しい鳥類研究のなかで、とくに生態・行動・生理・進化・保全などの分野に焦点を当て、第一線で活躍する研究者たちが鳥類研究の現状と未来を展望する。

目次

第1編 鳥類のコミュニケーション
第2編 鳥類の生活戦略
第3編 鳥類の繁殖と社会
第4編 鳥類の群集
第5編 鳥類学への物理・化学的手法の導入
第6編 鳥類の系統と進化
第7編 鳥類の保全

著者等紹介

山岸哲[ヤマギシサトシ]
1939年長野県に生まれる。信州大学教育学部卒業。京都大学大学院教授を経て、現在、(財)山階鳥類研究所所長、理学博士。元日本鳥学会会長。研究分野はおもに鳥類の生態、社会、行動。現在は、マダガスカルのオオハシモズ類の系統進化および適応放散と社会構造を中心に研究を行っている

樋口広芳[ヒグチヒロヨシ]
1948年神奈川県に生まれる。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授、農学博士。日本鳥学会会長。鳥類を対象にしたいろいろな分野に興味をもっているが、最近はとくに渡り鳥の生態と保全、カラスと人間生活との軋轢などについて研究している
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感想・レビュー

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小春

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専門の論文集ですが、素人が読んでも面白い所が多いです。ハンディキャップ理論の挿絵に思わず吹いたり、人工衛星を利用し追跡した渡り鳥が子連れでまた同じ所に帰ってきたことにちょっとジーンときたり。2016/11/28

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