内容説明
医療系、看護系の大学・短大および専門学校生を対象とする基礎化学教科書として2013年に刊行され、定評を得た教科書の改訂版。高校化学の基礎知識がなくとも無理なく読み進められ、医療現場で必要な化学知識を習得できる、ユニークな入門教科書である。今回の改訂では、刊行以来読者から寄せられたご意見を参考に、近年の化学のトピックスもふまえて各章の内容をアップデート、演習問題や側注の話題、コラムなども増量して教科書としての使い勝手をよりよくした。2022年度から実施されている高等学校新学習指導要領に基づく用語の変更などにも対応している。
目次
第1部 基礎化学(原子の構造と放射能;原子の電子構造;周期表と元素;化学結合と分子;物質の量と状態; ほか)
第2部 有機化学(有機化合物の構造;異性体と立体化学;有機化学反応;高分子化合物;糖類と脂質 ほか)
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年新潟県生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。名古屋工業大学講師、同教授等を経て、名古屋工業大学名誉教授
荒井貞夫[アライサダオ]
1948年埼玉県生まれ。東京都立大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。東京都立大学講師、同助教授、東京医科大学医学部教授、法政大学生命科学部教授等を経て、東京医科大学名誉教授
久保勘二[クボカンジ]
1968年大阪府生まれ。九州大学大学院総合理工学研究科博士課程修了、博士(工学)。神奈川大学工学部助手、九州大学先導物質科学研究所助手、北海道医療大学歯学部准教授等を経て、北海学園大学工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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