現代の化学環境学―環境の理解と改善のために

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現代の化学環境学―環境の理解と改善のために

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784785335137
  • NDC分類 519
  • Cコード C3043

出版社内容情報

科学的に信頼のおけるデータだけをもとに、地球環境の現状を理解し、環境問題を解決するための具体的な方策を提言する。 有限な地球という制約条件のなかで、豊かな社会をいかに維持発展できるか。科学的に信頼のおけるデータだけをもとに、地球環境の現状を理解し、環境問題を解決するための具体的な方策を提言する。
 『化学の指針シリーズ 化学環境学』(ISBN 978-4-7853-3218-1)の刊行から10年。本書は、同書をベースにしつつもできうる限り最新のデータを組み込み、大幅に再編・改訂・加筆したもので、化学者・化学技術者の立場から地球環境問題と真摯に取り組み、具体的提言を続けてきた著者の、集大成ともいえる一冊である.

第1部 現代の環境問題と化学環境学

1.現代の環境問題の特徴
 1.1 現代文明と環境
 1.2 現代の環境問題の特徴

2.環境問題の背景
 2.1 持続・循環・定常と環境
 2.2 地球システム
 2.3 エネルギー・資源と環境
 2.4 経済・人口と環境
 2.5 廃棄物と“化学物質”

3.環境問題の考え方
 3.1 時間軸と環境問題
 3.2 リスクは定量的に考える
 3.3 部分と全体の関係を常に考える
 3.4 効率向上か総量削減か
 3.5 そのほかの間違えやすい事項

第2部 自然環境の現状と課題

4.大気
 4.1 大気の構造と運動
 4.2 大気環境の諸問題
 4.3 気候変動と異常気象

5.土地・水・生物
 5.1 土地とその利用
 5.2 水資源とその利用
 5.3 生物圏

6.生活圏とその課題
 6.1 生活圏
 6.2 人口問題

第3部 エネルギー資源と材料資源

7.エネルギー資源
 7.1 一次エネルギー
 7.2 二次エネルギー
 7.3 エネルギーの変換、輸送、貯蔵とシステム
 7.4 一次エネルギー各論
 7.5 原子力発電
 7.6 そのほかの新再生可能エネルギーと未利用エネルギー

8.材料資源
 8.1 物質フローと材料資源量
 8.2 有機系資源(化石系と生物系)
 8.3 金属系資源
 8.4 無機系資源
 8.5 希少重要元素

第4部 環境の維持・改善のための技術 ?化学技術を中心に?

9.グリーンサステイナブルケミストリー(GSC)
 9.1 グリーンサステイナブルケミストリー(GSC)とは
 9.2 GSCが必要な理由と三つの目標
 9.3 グリーン度評価
 9.4 グリーンプロセス
 9.5 グリーン原料、グリーン製品、リサイクル
 9.6 GSCのこれから

10.化学物質のリスク評価と管理
 10.1 化学物質とリスク
 10.2 化学物質の危険性・有害性
 10.3 化学物質のリスク評価
 10.4 化学物質のリスク管理
 10.5 法規制と自主管理
 10.6 化学物質管理の今後のあり方

11.廃棄物処理とリサイクルの化学技術
 11.1 資源消費と廃棄・再資源化
 11.2 廃棄物の流れと処理技術
 11.3 再資源化技術
 11.4 社会経済的対策

12.環境触媒
 12.1 環境触媒の特徴
 12.2 排煙脱硫と排煙脱硝触媒
 12.3 自動車排ガス浄化触媒
 12.4 石油脱硫触媒
 12.5 そのほかの環境触媒

13.地球温暖化対策
 13.1 パリ協定
 13.2 温暖化防止策の前提
 13.3 二酸化炭素排出の低減策
 13.4 日本の二酸化炭素排出の削減策
 13.5 まとめ?現実的な温暖化防止策

御園生 誠[ミソノウ マコト]
著・文・その他

内容説明

化学者・化学技術者の立場から具体的提言を続けてきた著者の集大成。地球環境の現状をふまえた“できるだけ正しい”処方箋。

目次

第1部 現代の環境問題と化学環境学(現代の環境問題の特徴;環境問題の背景;環境問題の考え方)
第2部 自然環境の現状と課題(大気;土地・水・生物;生活圏とその課題)
第3部 エネルギー資源と材料資源(エネルギー資源;材料資源)
第4部 環境の維持・改善のための技術―化学技術を中心に(グリーンサステイナブルケミストリー(GSC)
化学物質のリスク評価と管理 ほか)

著者等紹介

御園生誠[ミソノウマコト]
1939年生まれ。1961年東京大学工学部応用化学科卒業、1966年同大学院博士課程単位取得退学、同年工学博士、同年東京大学助手、1983年教授。1999年同退官、工学院大学教授、東京大学名誉教授。2005年(独)製品評価技術基盤機構理事長、2009年科学技術振興機構(現在、研究公正監)。その他、日本化学会会長、日本学術会議会員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。