裳華房フィジックスライブラリー
フラクタルの物理〈1〉基礎編

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  • サイズ A5判/ページ数 185p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784785322083
  • NDC分類 414
  • Cコード C3042

内容説明

フラクタルはカオスと共に、広く現代科学を学び、理解するためには無視したり避けて通ることができなくなっている。本書は、このフラクタルを物理の立場から紹介するものである。

目次

1 はじめに
2 自己相似性と自己相似フラクタル
3 スケーリングとフラクタル次元
4 フラクタル次元の求め方
5 自然界に見られる自己相似フラクタル
6 簡単なランダム・フラクタルのモデル化
7 成長するランダム・パターンのモデル化とフラクタル性
8 CCAに関連した実験

著者等紹介

松下貢[マツシタミツグ]
1943年富山県出身。東京大学工学部物理工学科卒、同大学院理学系物理学博士課程修了。日本電子(株)開発部、東北大学電気通信研究所助手、中央大学理工学部助教授を経て、現在、同教授、理学博士
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shomma

6
2次元でも3次元でもない、フラクタルの次元についての考え方、フラクタルの一般的なモデル等の概念がわかりやすく説明されていた。統計との連関などより数理的な側面は応用編に回っている模様。筆者は実験の重要性を強調しているのだが、自分はモデルの概念に興味があるので最終章は軽く読み飛ばしてしまった。 ランダムな自然界で形成される様々なパターンを解き明かすフラクタルは、けっこう誰が見ても面白いと思う。本書はわかりやすくて間口も広い。2019/04/28

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