内容説明
意味と形式の織り成す世界へ―。数学基礎論の入門から最先端までを、大胆な構成と精緻な記述で探る。21世紀の数学基礎論を切り拓く力作。
目次
数学基礎論の考え方
第1部 数理論理学入門(等式理論;1階論理;モデルの理論)
第2部 自然数と実数の形式体系(1階算術と不完全性定理;1階算術の超準モデル;実閉体の完全性と決定可能性)
第3部 2階算術と逆数学(実数論と逆数学;2階算術と超準的方法)
著者等紹介
田中一之[タナカカズユキ]
1955年東京都に生まれる。1978年東京工業大学理学部卒業。同大学院理工学研究科博士課程中退。1986年カリフォルニア大学バークレー校博士課程修了。Ph.D.(数学)。東京工業大学理学部助手、東北大学理学部助教授を経て、1997年より東北大学大学院理学研究科数学専攻教授。その間、ペンシルバニア州立大学(1990‐1991)とオックスフォード大学(1995)にて客員研究員。数理論理学の有名専門雑誌Annals of Pure and Applied Logicの編集委員(2013‐現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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