内容説明
この本では、科学の技術のいろいろな分野でのテンソルの概念とその演算法を必要とされる方々のために、テンソルの代数とテンソルの解析の初歩を入門的に述べたものです。
目次
1 ベクトル
2 テンソル
3 2階テンソル
4 テンソル場
5 応力・ひずみ
6 曲線座標
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
0
非常にわかりやすかった。終始図での説明があるので視覚的理解が可能である。ベクトルやその向きについてから始めているあたりが良い感じである。あるベクトルを中にぶっこんだベクトルが線形変換できるような変換ベクトルをテンソルという認識である。また、p.84の面積分についてもわかりやすかった。これを暫定的に買う予定のテンソル本とする。2014/06/20
purple
0
テンソルに慣れるために読んだ。とにかく説明が丁寧で要所要所で図が挿入されており、とても解り易い。ただ、誤植が思いのほか多いのが唯一残念なところ。しかし、きちんと式を追っていけば誤植にはすぐ気付くことができるので、探しながら読んでみるのも面白いかもしれない。2013/02/20
式神
0
神著だと思う。テンソルをやりたいけど、なんか難しそうだし・・・っていう工学徒に推奨。テンソルのご利益は 「弾性力学が分かる!」「div,rotなどの公式が共変と反変を区別すれば明瞭に分かる!」「いかにテンソル的な変換を受ける量が大事か分かる!」 など。一般相対性理論や特殊相対性理論の基礎付けにもなる。ちゃんと読めば最後までついていけるようにできてるので、頑張って欲しい。2012/01/21
2n2n
0
読者にベクトル解析の知識や理解があることを前提に書かれているので、その知識や理解がなければ、読んでも訳わからんという事になる。2011/09/24
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