図書館について

図書館について

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784785200848
  • NDC分類 010.8
  • Cコード C3000

内容説明

司書のもつべき質は二つある。一つは、正しい図書館運営に生かすべき理論と技能であるが、それ以上に今求められるのは、利よりも義に向かう、ゆるがぬ志であろう。司書は誰でもできるとか、役に立たないとか言うのは、誰にでもできる仕事と、あるいは図書館の職員が本来する必要がない仕事、そういうものを図書館の仕事だと考えていて、役に立たないとか、誰でもできるという人がいます。そういう人に対しては、はっきり言ってやるべきだと思うのです。「あなたが考えているのは図書館ではない」と。

目次

図書館で何をすべきか(貸出について;図書選択について;都道府県立図書館について;専門職員について)
図書館員を志す人へ(図書館学をどう学ぶか;よい図書館員とは)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツキノ

3
1981年、1985年の講演と質疑応答。『図書館で何をすべきか』では貸出と図書選択について、『図書館を志す人へ』は図書館学を学ぶ方法、よい図書館員について。話し言葉なので、さらにわかりやすくなっている。2012/01/29

waon

1
肝に銘じた点→1.利用者が求めている本を提供する、サービス精神が必要。なにか創造したいひとは不向き。2.眺めてみて、知的好奇心をくすぐられるような書架が良い書架。3.多くの本に触れる仕事だが、ある本について読んだこともないのに知ったような思い違いをしているやつはダメだ。2012/07/31

空飛ぶムート

0
1981年、1985年の講演と質疑応答。『図書館で何をすべきか』のみ。2013/07/01

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