出版社内容情報
ライトの建てた建物の２割は、すでに取り壊されてしまった。その大いなる損失の跡をたどった初めての著作で「帝国ホテル」他、彼を有名にした作品の数々が蘇る。
内容説明
フランク・ロイド・ライトの建物のうちおよそ１００棟、―５つにひとつ―、はすでに取り壊されてしまった。本書はこれらの大いなる損失の跡をたどった、初めての著作である。その優れた写真の数々は、今はもう見られないライトの記念碑的業績の記録を痛烈につきつけてくる。
目次
保存
ハーラン邸
メンドータ湖ボートハウス
フランシスコテラス・アパートメント
リバーフォレスト・ゴルフクラブ
ハッサー邸
ラーキン・ビル
ステフェンズ邸
リトル邸
ミッドウエー・ガーデン
帝国ホテル
オカティラ・キャンプ
ポーソン邸
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひほ
28
先日ランチで行った帝国ホテルもフランク・ロイド・ライトの設計した建物だったようで、取り壊し前の帝国ホテルの写真をじっくりと観てしまいました。玄関とロビーと池は「博物館明治村」に移築されているようなのでいつか行ってみたいです。2017/05/01
Chihoish
2
子どもの時、明治村の帝国ホテルを観たことがあった。現在の帝国ホテルにも一部昔の外壁（だったか…?）が展示されていたなぁ。ラーキン・ビルとミッドウェー・ガーデンの美しさに驚愕。何故保存しなかったのだー。今となっては写真で観るのみ…2018/03/09
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