出版社内容情報
《内容》 肝・胆・膵の代表的疾患36症例を提示し,来院から検査・診断・治療までを疑似体験。「如何に効果的に鑑別しながら臨床診断するか」「いかに最も適切な治療法を選択するか」が学習できる。
内容説明
第3版では9症例と2つの補習を追加させていただいた。具体的には、臨床現場で遭遇する頻度の高い症例では、最近注目されている脂肪肝(NASH)や9割以上が肝炎ウイルスに起因するといわれる肝癌に対する対策などを追加し、また比較的頻度の低い症例では、肝膿瘍、副脾、伝染性単核症、先天性膵疾患などの症例を追加した。
目次
献血にてHBs抗原陽性がわかった23歳男性
食欲不振、全身倦怠感、黄疸を主訴とした35歳男性
上気道炎治療後に認めた肝障害の52歳女性
検診にて肝障害を指摘された52歳男性
褐色尿、全身倦怠感を認めた36歳男性
貧血、高血糖、全身倦怠感を主訴として来院した54歳男性
全身倦怠感を主訴とした肥満体型の19歳男性
ダイエット外来を受診した27歳女性
下腿浮腫、貧血を主訴に来院した55歳女性
血清ビリルビン値の高値を指摘された29歳男性〔ほか〕
著者等紹介
朝井均[アサイヒトシ]
大阪教育大学教授(大阪市立大学医学部講師)。1969年大阪市立大学医学部卒業。1979大阪市立大学医学部講師。1984現職。日本超音波医学会評議員、日本画像医学会評議員、全国大学保健管理協会評議員
西野裕二[ニシノヒロジ]
大阪市立大学大学院医学研究科腫瘍外科助教授。1977年大阪市立大学医学部卒業。1994大阪市立大学医学部講師。1998現職。日本外科学会評議員、日本癌治療学会評議員、日本臨床外科学会評議員、日本肝胆膵外科学会評議員
塩見進[シオミススム]
大阪市立大学大学院医学研究科核医学教授。1978年大阪市立大学医学部卒業。1988大阪市立大学医学部講師。2002現職。日本消化器病学会評議員、日本肝臓学会評議員、日本消化器内視鏡学会評議員、日本核医学会評議員
武田正[タケダタダシ]
大阪市立大学大学院医学研究科肝胆膵病態内科講師。1984年大阪市立大学医学部卒業。1992大阪市立大学医学部助手。1997現職。日本消化器病学会評議員、日本肝臓学会西部会評議員、日本輸血学会および日本内科学会近畿支部評議員
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