出版社内容情報
《内容》 病態の解明と種々の治療薬の開発により,痛風は正しい治療がなされるかぎり予後の良好な疾患となった。本書は,尿酸が蓄積するとなぜ痛風となるのか,痛風と確実に診断するにはどうしたらよいか,痛風ではどの組織が障害されるか等をわかりやすくコンパクトに解説してある。プリン代謝に関する最新の知見も盛り込んだ。 《目次》 第1章 高尿酸血症 プリン体とは 尿酸の代謝 成因 食事・薬剤と血清尿酸値第2章 痛風 痛風の歴史 痛風の発生率 痛風の臨床症状 痛風の診断 痛風の合併症と予後 痛風の治療第3章 プリン代謝異常症 Lesch-Nyhan症候群 APRTase欠損症 アデノシンデアミナーゼ欠損症 purine nucleoside phosphorylase欠損症 5’-nucleotidase欠損症 AMP deaminase欠損症第4章 症例