出版社内容情報
《内容》 免疫学の基礎となる事項をわかりやすく解説。なぜアレルギーは起こるのか。その機序や各型毎の特徴を踏まえた臨床的対応を示唆。気管支喘息やアトピー性皮膚炎発症のkey eventとして近年注目されている「好酸球性炎症」とは何かを十分に説明。 《目次》 第1章 アレルギー・免疫の歴史学 輸血で喘息になった人の話,他第2章 抗体(免疫グロブリン)という蛋白質について 免疫グロブリンの種類 抗体分子の構造,他第3章 抗原抗体反応について第4章 抗体産生理論に関して クローン選択説 血液型を考える 「自己」「非自己」の鑑別,他第5章 免疫応答系について 免疫応答系の組織学 免疫学的記憶,他第6章 免疫応答の調節 モノクローナル抗体 インターロイキン,他第7章 アレルギーの型分類 I~IV型アレルギー,他第8章 気管支喘息とは 気管支喘息の成立機序 気管支喘息の治療 アスピリン喘息とロイコトリエン,他第9章 アトピー性皮膚炎とは アトピー性皮膚炎の病態 アトピー性皮膚炎の治療,他第10章 ダニアレルギー ダニアレルゲンの性質,他第11章 ストレスがアレルギーの 悪循環を作る第12章 シグナル伝達病としてのアレルギー 癌免疫療法について,他第13章 時代とくすり
内容説明
1982年に主として初学者のために『やさしいアレルギー・免疫学』を、1989年にはその第3版を上梓したが、いずれも好評をもって迎えられた。しかしこの間、アレルギー・免疫学の進歩は著しく、問題によってはその概念が大きく変化している。第4版では最近の知見をできるだけ多く、しかもやさしく解説した。
目次
アレルギー・免疫の歴史学
抗体(免疫グロブリン)という蛋白質について
抗原抗体反応について
抗体産生理論に関して
免疫応答系について
免疫応答の調節
アレルギーの型分類
気管支喘息とは
アトピー性皮膚炎とは
ダニアレルギー〔ほか〕