内容説明
エボラウイルス病、MERS、SFTS、狂犬病、ジカウイルス感染症、風疹、etc…国立感染症研究所ウイルス第一部・部長の西條政幸先生全面編集の下、グローバル時代に注意すべきウイルス感染症の知識をこの1冊にまとめました。
目次
1章 総論―グローバル時代のウイルス感染症とは
2章 蚊媒介性ウイルス感染症
3章 ダニ媒介性ウイルス感染症
4章 動物由来ウイルス感染症
5章 経済活動関連ウイルス感染症
6章 ワクチンによるウイルス感染症のコントロールと今後の課題
7章 医療関連ウイルス感染症
8章 治療・予防に関する最新研究
著者等紹介
西條政幸[サイジョウマサユキ]
国立感染症研究所ウイルス第一部部長。1987年旭川医科大学卒。91年同大学院修了(医学博士)。87年から97年までは小児科医として勤務、95年6月から1年間JICAザンビア感染症対策プロジェクトに参画。97年4月に国立感染症研究所ウイルス第一部外来性ウイルス室(現、第一室)研究員として着任。ウイルス第一部主任研究官、同第三室長を経て、2010年10月より現職。日本小児科学会専門医、日本感染症学会専門医。研究領域は、ウイルス性出血熱の診断と疫学、天然痘ワクチンやサル痘ウイルス感染症、単純ヘルペスウイルス感染症、小児の呼吸器ウイルス感染症、等。臨床ウイルス感染学とウイルス学の基礎の橋渡しの役割を研究領域にしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。