内容説明
1970年代にモルヒネを長期安全に使用する方法が開発され、がんの激しい痛みを緩和することが可能となりました。痛みを取り除くことは、すべてのがん患者のクオリティ・オブ・ライフの改善をもたらす医療です。本書は、がんの痛みがコントロールできるようになったことを、一般の読者の方々に知っていただきたくて企画されたものです。
目次
序 がんの痛みの治療法の確立の経緯とがん医療のあり方
第1部 がんの痛みから解放された人々―ケースレポート
第2部 がんの痛みに苦しまないために
第3部 がんの痛み治療をもっと理解するために
第4部 参考資料