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内容説明
象徴的作品『天才バカボン』でギャグ漫画の王様としての孤高性を高めつつあった赤塚不二夫が『レッツラゴン』連載開始の1971年以降に量産し続けた異常性感度の高い実験性・破壊性を放つ傑作、得体の知れない怪作の数々を濃密かつ網羅的に論及。ついに言語化された赤塚ワールドの全貌!!
目次
第1章(『天才バカボン』の連載開始とそのタイトルの由来;苦肉の策で生まれた難産ネタ―澄みきったハーモニーをもたらすコンポーネント ほか)
第2章(ニューヨークへの短期遊学―『レッツラゴン』開始に至る経緯;ゴンVS親父の熾烈な対立―凶暴ネコ・イラ公の大爆発!家族解体のホームコメディー ほか)
第3章(第十八回文藝春秋漫画賞受賞と『ギャグゲリラ』の連載開始;読者を翻弄する傑出した個性―新人類キャラ・竜之進の活躍 ほか)
第4章(『天才バカボン』のセルフパロディー―超脱力型ナンセンス『おじさんはパースーマン』;『ワルちゃん』―痛烈な復讐劇がもたらす爽快なカタルシス ほか)
第5章(赤塚不二夫全書籍リスト;赤塚不二夫暫定的完全作品リスト(追加))
著者等紹介
名和広[ナワヒロシ]
4月6日、神奈川県生まれ。30代前半より文筆業へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。