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内容説明
新人作家を担当する面白さ、企画を通すまでの苦労のあれこれ―。自らの編集者生活をふりかえり、具体的なエピソードを通して語る体験的編集者論。編集者とはどういう仕事だったのか?そもそも出版とは?デジタル時代を迎え激変する今だからこそ、出版を志望する人にも、現に携わっている人にも、ともに読んでもらいたいと願う一冊。40年余の編集者生活を踏まえて著者の語る「出版」の原点とは…。
目次
第1章 駆け出し編集者の悩み多き毎日(「はじめてのおつかい」と赤い風船;最初の悩み―編集者と作家はどちらが偉いのか?;まんがの作り方がわからなかった!)
第2章 仕事がおもしろくなってきたころ(新人を育てるおもしろさ―吉田まゆみさんの場合;嫌いに作家の担当になったとき―大和和紀さんの場合;他者の作家とつきあう―惣領冬実さんのことなど)
間奏編 編集から遠く離れて
第3章 書籍という異世界(本は書店にあるという幻想;きみはゴキブリを食べられるか?―科学絵本『きみのからだのきたないもの学』;原稿はなぜ遅れるのか?―井上ひさし『子どもにつたえる日本国憲法』ができるまで1;書かない作家とストーカーの日々―井上ひさし『子どもにつたえる日本国憲法』ができるまで2)
第4章 絵本編集者、英語と格闘する(ブックフェアの光と影;雪のスイスのスパルタ合宿!?;著者と読者は国境を越えられるか?)
第5章 編集とはなにか(管理職としての編集;新しい企画を立ちあげる―『MOVE』の場合;編集者とはなにか―読者と作家のあいだで)
著者等紹介
大竹永介[オオタケエイスケ]
1949年生まれ。早稲田大学法学部を卒業し、1973年講談社入社。主に少女まんが、児童書(絵本)の編集に長く携わり、児童局長、取締役を歴任。2015年に現役を退く。2016年の夏の終わりから2か月半パリで一人暮らしを体験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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