SQ選書<br> 出版文化と編集者の仕事―個人的な体験から

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出版文化と編集者の仕事―個人的な体験から

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784784517473
  • NDC分類 021.4
  • Cコード C0030

内容説明

新人作家を担当する面白さ、企画を通すまでの苦労のあれこれ―。自らの編集者生活をふりかえり、具体的なエピソードを通して語る体験的編集者論。編集者とはどういう仕事だったのか?そもそも出版とは?デジタル時代を迎え激変する今だからこそ、出版を志望する人にも、現に携わっている人にも、ともに読んでもらいたいと願う一冊。40年余の編集者生活を踏まえて著者の語る「出版」の原点とは…。

目次

第1章 駆け出し編集者の悩み多き毎日(「はじめてのおつかい」と赤い風船;最初の悩み―編集者と作家はどちらが偉いのか?;まんがの作り方がわからなかった!)
第2章 仕事がおもしろくなってきたころ(新人を育てるおもしろさ―吉田まゆみさんの場合;嫌いに作家の担当になったとき―大和和紀さんの場合;他者の作家とつきあう―惣領冬実さんのことなど)
間奏編 編集から遠く離れて
第3章 書籍という異世界(本は書店にあるという幻想;きみはゴキブリを食べられるか?―科学絵本『きみのからだのきたないもの学』;原稿はなぜ遅れるのか?―井上ひさし『子どもにつたえる日本国憲法』ができるまで1;書かない作家とストーカーの日々―井上ひさし『子どもにつたえる日本国憲法』ができるまで2)
第4章 絵本編集者、英語と格闘する(ブックフェアの光と影;雪のスイスのスパルタ合宿!?;著者と読者は国境を越えられるか?)
第5章 編集とはなにか(管理職としての編集;新しい企画を立ちあげる―『MOVE』の場合;編集者とはなにか―読者と作家のあいだで)

著者等紹介

大竹永介[オオタケエイスケ]
1949年生まれ。早稲田大学法学部を卒業し、1973年講談社入社。主に少女まんが、児童書(絵本)の編集に長く携わり、児童局長、取締役を歴任。2015年に現役を退く。2016年の夏の終わりから2か月半パリで一人暮らしを体験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

14
講談社で主に少女漫画と児童書を担当してきた編集者の体験談。2020/03/23

チェアー

10
題名は硬いが、講談社の編集者の半生記で読みやすくて面白かった。彼は少女まんがの編集者から児童書の編集者になり、管理職を経験した。この管理職を経験したというところがプラスになったのではないか。編集者は現場にこだわり、管理職になることを軽蔑する風潮がある。しかし、彼は管理職という一歩引いた立場から編集者の意義をみつめ、評価できた。編集者は「聖域」ではないが、出版社が出版社であるための核心を担った存在でもある。何より「伝えたい」と思う心、心の熱さが必要なのだと説く。その客観的かつ熱のこもった指摘がいい。2020/01/06

ミッチ

7
私は教育書オンリーの編集生活だったので、漫画から文芸部等の多方面での編集裏話が新鮮でした。2019/12/14

UTAN

1
サブタイトルに「個人的な体験から」と記されているように、講談社での少女漫画や児童書の編集体験をエッセイのように綴ったもので、文章の書き方、本の装丁の仕方などを説明した″しごと本″ではありません(多少触れてはいますが)。 著者や関係者との″ムダ話”が無駄ではないというところは、編集プロダクションで働いていたときの自分も同じであったので、共感できました。 コロナの影響で無駄なことはなくしていく風潮になるでしょうが、アナログで人間的な仕事の重要性も同時に失ってはいけないと、時節柄、同時に感じました。2020/05/12

古本虫がさまよう

0
3著者は早稲田大学法学部卒業後、講談社に入社。主に少女まんが、児童書(絵本)の編集に長く携わったとのこと。一般書(翻訳書)などの編集もいろいろとやったそうな。 遅筆家の井上ひさし氏に頼んで苦節ウン年で本になったのが『井上ひさしの子どもたちにつたえる日本国憲法』だそうな。翻訳絵本として『きみのからだのきたないもの学 』などもあるとのこと。この出版の裏話なども縷々綴られている。女性マンガの男性編集者の回想記としては、集英社の小長井信昌氏の『わたしの少女マンガ史  別マから花ゆめ、LaLaへ』 )も面白かった。2019/12/10

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