目次
第1部 安楽死の歴史的考察―医療と法の素人による分析(衝撃の手記―『末期癌の患者を死に導いたある研修医の手記』;『手記』発表前における安楽死裁判事件―二九例をえぐる;名古屋高裁判例「安楽死を認める六つの要件」の検討)
第2部 若者の感想文を通して「安楽死問題」に迫る―“生と死”十八歳の証言(医師をめざす作品から;医学および医師を問う作品;私の授業方法 ほか)
第3部 『手記』から現実へ!(論文指導?ならぬカウンセラー役を買って出た顛末;私は義母を自分の手で死に導いた;安楽死―オランダとカナダに視線を向けて ほか)
著者等紹介
小野田襄二[オノダジョウジ]
1938年東京都新宿区に生まれる。1958年4月埼玉大学文理学部理学科物理専攻に入学と同時に勤務評定反対闘争に出合い物理の道を捨て革命運動(学生運動)に邁進(1962年9月、単位習得不可能の理由で除籍)。革共同離脱後は、政治活動を断念し、著作および教育に専念。1968~1974年同人誌『遠くまで行くんだ…』1号~6号。白順社より復刻版発行。1975~1982年個人誌『劫』(1~8号)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。