内容説明
社会主義へ討論の文化を!Smiling Communist日本共産党議長・不破哲三氏に新左翼の理論家がチャレンジ。
目次
不破哲三の歩みと人間像
第1部 不破哲三が切り拓いた理論的地平の検討(『レーニンと「資本論」』は何を明らかにしたか;あるべき「レーニンと市場経済」論―不破哲三講演「レーニンと市場経済」の検討;マルクス批判に踏み出した不破)
第2部 日本共産党の現状と綱領改定(日本の政治における共産党の位置;二〇〇三年綱領改定案の検討)
第3部 理論上の問題点と根本的限界(不破委員長と上田副委員長の奇妙な自己批判の意味;「一国一前衛党」論の誤り;「社会主義生成期」論の限界;開かれた党組織論を;安保・自衛隊政策についての検討;「自主独立」の優越性となお残る独善性―『日本共産党の八十年』を一読して)
著者等紹介
村岡到[ムラオカイタル]
1943年4月6日生まれ。1962年新潟県立長岡高校卒業。1963年東京大学医学部付属病院分院に勤務(1975年に失職)。1969年10・21闘争で逮捕・有罪。1980年政治グループ稲妻を創成(1996年に解散)。現在、オルタ・フォーラムQ『QUEST』編集長。『カオスとロゴス』編集長。個人紙「稲妻」を発行
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