内容説明
“国家と棄民と辺境”を問う。
目次
1 “ザイニチ”という普遍性を生きる(金性済)
2 国家という「殻」と沖縄の今後(新崎盛暉)
3 僕は民衆の一人だから、なめられるのが一番嫌いだ(野添憲治)
4 私は飯場暮らしに哀しみの古里を感じていた(宇江敏勝)
5 在日を生きて―情感と抒情(金時鐘)
6 労働者は労働者らしくしっかり働こう(大和田幸治)
7 いはんや悪人をや(小嵐九八郎)
8 「罪」と「復活」―ドストエフスキーと福音書(佐藤研;芦川進一)
著者等紹介
小田原紀雄[オダワラノリオ]
1945年広島県生。日本キリスト教団牧師。河合塾講師。山谷労働者福祉会館館長。第2回多田謡子反権力人権賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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