内容説明
国家が未来の展望をなくした時、個人はどのように時代を先取りし、どのように自衛すべきか。金で安心や安全を得たい人へ、金で豊かな人生をおくりたい人へ、エキスパートがすすめる金投資入門。
目次
第１部 金があなたの資産を守る（金時代の夜明け；金は二〇年の長期下落トレンドから脱却した；金価格の長期下落トレンドは、アメリカの戦略だった；金は、なぜ、二〇〇一年にボトムをつけたのか ほか）
第２部 金本位制として金が甦る（通貨は金から紙幣に進化したのか；貨幣の使いやすさとは何か；富としての貨幣、道具としての貨幣；貨幣語の支配する不安な世界 ほか）
著者等紹介
高橋靖夫［タカハシヤスオ］
国際投資経済研究所所長。日本ＦＰ学会会員。高校時代より中村天風師の指導を受け１９６７年、慶応義塾大学法学部卒業。１９７４年、国際投資経済研究所を創設し、「石油」「金」「ドル」の相関関係を分析し、「仮説的近未来予測」を始める。この間、日本経済新聞社主催の「第一回世界金市場視察」の同行講師を勤める。「金問題」のエキスパートとして、新聞、経済誌に精力的に執筆
奥山忠信［オクヤマタダノブ］
埼玉大学経済学部教授。１９８４年、東北大学大学院経済学研究科博士課程修了。貨幣論で経済学博士。１９９４～９８年、埼玉大学経済学部長。現在、同大学院でビジネスマン等社会人を対象とした講義も担当。この間、イギリスのエジンバラ大学の客員教授、Ｊ・ステュアートの貨幣論草稿の研究に従事。また、東京大学大学院経済学研究科で貨幣論を講義、タイ・チュラロンコーン大学で客員教授として「国際経済と金融」を講義
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
