内容説明
本書は、60年代の終わりに、全国の大学や高校で学生・生徒たちが、文部省の高圧的な教育政策に対して根底的な異議申し立てをした時期に、その懐疑を、教育の基底ともいうべき小学一年生の教室で、実践的に開示するならばどうなるかということを試みた学級通信の全記録である。
目次
子どもは一冊の本である
早くも大失敗
ブルーライト・ヨコハマがとびだすとき
かすかに名まえをつけて呼ぶ
蒸発!!
ふしぎなことがあるものだ
シスターパパのいましめ
おヘソをとられたらどうしますか
帰り道は遠かった
ひき算やかけ算ヌキにわり算が教えられるか〔ほか〕