がん医療における意思決定支援―予後告知と向き合う家族のために

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がん医療における意思決定支援―予後告知と向き合う家族のために

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  • サイズ A5判/ページ数 202p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130161176
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C3011

出版社内容情報

患者家族への調査研究から、予後告知の実態を把握し、家族・患者双方へ納得感を高める「意思決定」支援ツールを提案する。

がん患者の遺族への丁寧な心理学的調査研究を重ね,予後告知の実態を把握.家族に対する告知方法の改善,患者への告知方法を検討する際の意思決定支援,告知後の家族・患者双方への支援を軸に,納得感を高める支援ツール(家族用・医療者用)を提案する.

はじめに 
序 章 がんと心理学
第1部 予後告知をめぐる日本の実情
第1章 海外および日本における予後告知の現状
がん告知の動向/予後告知の動向/日本特有の告知をめぐる問題
第2章 日本における告知の実態
遺族の視点から見た予後告知の実態データの収集と分析/データから見える予後告知の実態/データから見える予後告知に対する遺族の評価/予後告知に際する意思決定支援に求められること
第3章 家族に対する望ましい予後告知のあり方
悪い知らせの「伝え方」に関する研究の動向/予後の伝え方と遺族の評価との関連に関するデータの収集と分析/データから見える「望ましい」予後の伝え方
第4章 予後告知にともなう遺族の体験
意思決定後の遺族の体験に関するデータの収集と分析/データから見る予後告知が遺族にもたらす体験/データから見える意思決定支援への示唆  
第2部 意思決定の過程を支える支援ツールの開発
第5章 医療における意思決定支援
第6章 家族用意思決定リーフレットの開発
リーフレットの作成/使用方法に関する評価データの収集と分析/内容に関する評価/使用方法に関する評価
第7章 医療者用マニュアルの開発
マニュアルの作成/使用方法に関する評価データの収集と分析/内容に関する評価/使用方法に関する評価
第3部 今後の発展に向けて
第8章 小児がん領域への発展的応用に向けて
小児領域特有の課題と現状/告知および意思決定に関する支援ニーズの収集と分析/データから見える小児がん領域における意思決定支援の意義
第9章 がん医療における意思決定支援のあり方
一連の研究から得られた示唆/がん医療における意思決定支援への本書の貢献/研究と実践の今後の発展に向けて
あとがき 
附録(家族用リーフレット/医療用マニュアル)

【著者紹介】
吉田 沙蘭
吉田沙蘭:国立がん研究センター中央病院研究員/東京女子大学非常勤講師

目次

第1部 予後告知をめぐる日本の実情(海外および日本における予後告知の現状;日本における告知の実態;家族に対する望ましい予後告知のあり方;予後告知にともなう遺族の体験)
第2部 意思決定の過程を支える支援ツールの開発(医療における意思決定支援;家族用意思決定支援リーフレットの開発;医療者用マニュアルの開発)
第3部 今後の発展に向けて(小児がん領域への発展的応用に向けて;がん医療における意思決定支援のあり方)

著者等紹介

吉田沙蘭[ヨシダサラン]
2007年大阪大学人間科学部人間科学科卒業。2009年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。2012年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、国立がん研究センターがん対策情報センターがん医療支援研究部心理療法士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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猫と牛乳

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著者さんが行った調査を下敷きにした調査結果をまとめたものです。先行研究もよく参照されていて、非常に現在の日本の予後告知に関するいい本となっているように思えます。 ただ仕方のないことなのかもしれませんが、先行研究がやや古く10年以上前のものも多いのは少し気になります。日進月歩のがん治療に関しては、調査を断続的に行っていく必要があるかと。2014/09/09

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