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内容説明
二〇二〇年、およそ八十年ぶりに再発見された『承久記絵巻』、待望の公刊。本書は、全六巻の絵・詞書の全容をカラーページで紹介するとともに、『承久記』流布本系統を平仮名漢字交じりにした本文の翻刻および解題・関連論考を収録する。絵画史料として貴重な北条義時の肖像などを盛り込む、長らく世に出なかった稀覯の画巻が、現代によみがえる。
目次
第1部 影印(龍光院本 承久記絵巻)
第2部 翻刻と解題(翻刻 龍光院本『承久記絵巻』巻第一~巻第六 詞書;解題 『承久記絵巻』の基礎的研究)
第3部 関連論考(研究展望『承久記』―二〇一〇年九月以前;承久の乱と歴史叙述;『平安通志』と『承久軍物語』)
著者等紹介
長村祥知[ナガムラヨシトモ]
1982年生まれ。2010年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。京都府京都文化博物館学芸員を経て、現在、富山大学学術研究部人文科学系講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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