目次
序章
第1章 江戸時代の職人久重と時計からからくり人形へ―近世における技術の伝播(江戸時代、久留米・上方時代における職人久重;時計、からくり人形に関する先行文献・研究;日本人による機械時計製作開始時期 ほか)
第2章 幕末期の技術者久重と時計から電信機へ―近世から近代への技術の継承(幕末期、佐賀藩・久留米藩出仕時代における技術者久重;初期の電信機、技術の継承に関する先行文献・研究;幕末期の電信機製作 ほか)
第3章 明治期の起業家久重と電信機の製造―継承された技術(明治期、東京における起業家久重;久重の電信機製造;久重の銀座の工場 ほか)
終章
著者等紹介
河本信雄[カワモトノブオ]
1958年東京都新宿区生まれ。1981年上智大学経済学部経営学科卒。2009年佛教大学(通信教育課程)文学部人文学科日本史コース卒。2011年佛教大学大学院(通信教育課程)文学研究科日本史学専攻修士課程修了。2016年同文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。1981年株式会社東芝入社。東芝セールスアンドサービス(マレーシア)社マーケティング・ゼネラルマネージャー、光ディスクドライブ営業部長などを経た後、東芝科学館(現東芝未来科学館)副館長(兼学芸員)。2014年株式会社東芝退職。2017年(現在)佛教大学総合研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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