目次
第1章 小説・小説家の交流(一九二〇年代の上海における日中文化人の交流―金子光晴・森三千代の場合を中心に;谷崎潤一郎『日本に於けるクリップン事件』―事実と虚構の交錯;一九二〇年代韓・日文学交流の一様相―金東仁と廉想燮を中心に)
第2章 詩をめぐる交流(白鳥省吾『地上楽園』と金素雲「朝鮮の農民歌謡」;大正天皇御製詩閲読―海外事情に関する詞藻)
第3章 戯曲・演劇の交流(大正戯曲の再検討;中国の早期話劇と日本の新劇―春柳社と民衆戯劇社を中心に;中国における『サロメ』―死の唯美芸術)
著者等紹介
川本皓嗣[カワモトコウジ]
1939年生。東京大学大学院博士課程中退。学術博士(比較文学比較文化専攻)。大手前大学学長、日本学士院会員、東京大学名誉教授
上垣外憲一[カミガイトケンイチ]
1948年生。東京大学人文科学大学院比較文学比較文化課程修了。大手前大学総合文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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