内容説明
インド‐長安‐飛鳥‐宇佐と連なる、はるかな「〓(せん)仏のきた道」。これをたどることによって、古代仏教の伝播と受容の諸相をあきらかにし、仏教の伝播ということにかかわった有名・無名の僧たちの、信仰と人間像の一面を描き出すのが本書のテーマである。
目次
プロローグ 宇佐虚空蔵寺跡・〓(せん)仏の発見
第1章 長安の〓(せん)仏と三蔵法師玄奘
第2章 白鳳期の仏教受容と〓(せん)仏
第3章 〓(せん)仏の寺・宇佐虚空蔵寺跡の考古学
第4章 豊前の僧法蓮―その人と仏教
第5章 僧法蓮と宇佐の古代寺院
エピローグ 〓(せん)仏の来た道―その終点の祈りの風景
付章 求法の旅人たち
著者等紹介
後藤宗俊[ゴトウムネトシ]
1938年生。大分県出身。九州大学文学部史学科(考古学専攻)卒。博士(文学)。現在、別府大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 魚に言われて