出版社内容情報
古い民家の再築・再利用に挑む大工、建築士ら九人。
実話をもとに彼らの来し方をたどる物語。
彼ら、彼女らの取組みが、次世代へと続く住宅の新たな可能性を拓く。
森久美子[モリクミコ]
著・文・その他
内容説明
住宅建築の現場で奮闘を続ける九人が古い民家に未来を見出すまで。古民家情報誌『ジャパトラ』で好評の連載小説!
著者等紹介
森久美子[モリクミコ]
1956年、札幌生まれ。95年、らいらっく文学賞(朝日新聞北海道支社主催)に、開拓時代の農村に生きる少女を描いた小説で入賞。99年より12年にわたって「食と健康」をテーマにしたラジオの対談番組でパーソナリティを務めた。ホクレン夢大賞・農業応援部門優秀賞や農業農村工学会賞・著作賞を受賞。農林水産省、北海道などの審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マッサー
13
古民家再生協会を立上げた人たちの古民家に携わる話。日本家屋の素晴らしさがわかるとても興味のある内容だった。❗️❗️❗️❗️❕2021/03/11
oct2
3
短い9つの話は古民家に携わり、その魅力に惹かれ、現代建築にないたたずまい、力強さを次の世代へとつなげてゆく男たちを描いた短編集。ただいずれもあらすじをそのまま描いたような極めてシンプルな作品なので残念ながら読後の満足感はそれほどない。その各話に一行にも満たない紹介で出てくる井上幸一という人は実在の人なのだろうとわかったのは、5話目くらいからだった。2019/01/14
しまっち
1
「古民家が好きです」「古民家再生に携わりたいです」と方々で言っていたところ、縁あってご紹介いただいた方がこの本のモデルのひとりだった。 下心のない「思い」って強いなぁと、ちょっと心がきれいになった気がした。2019/02/21