内容説明
古代から現代にいたるまで、神社が継承してきた諸問題について論究した九編の論文を掲載。
目次
名神の研究―神明思想の展開
石清水八幡宮の祭祀と僧俗組織―放生会と安居神事をめぐって
若狭彦神社の神仏関係
吉田兼右の神道伝授と阿波賀春日社
中近世移行期伊勢神宮周辺地域の経済構造―外宮門前町山田と外宮子良館との経済的接点を中心に
御棚会神事と賀茂六郷
近世初期における加賀藩の神社統制―越中の神主触頭の任命をめぐる争論を中心に
江戸時代における神職の身分確立への運動―椙山林忠大円寺奥印除き一件
葬列としての頭人行列―信州武水別八幡宮の大頭祭夜練りをめぐって
著者等紹介
椙山林繼[スギヤマシゲツグ]
1940年生。國學院大學教授。博士(歴史学)
宇野日出生[ウノヒデオ]
1955年生。京都市歴史資料館統括主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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