内容説明
12月はじめの急に雪が降ったある日、最終バスにひとりのおばあさんが乗ってきた。からし色の帽子とマフラーが似合っていて、運転手とおしゃべりがはずむ。ところが、終点のバス停に着いても、おばあさんは降りようとしなかった。町のてっぺんにあるバス停まで行ってほしいと言いはるだけで―。(『最終バスのお客さん』より)
著者等紹介
小西ときこ[コニシトキコ]
昭和20年長野県更級郡八幡村(現千曲市)生まれ。昭和38年篠ノ井高等学校卒業。第11回「家の光童話賞」佳作、平成10年度信濃毎日新聞社「親子のときめき童話」年間賞最優秀賞、第18回「家の光童話賞」佳作、平成15年度「愛と夢の童話コンテスト」奨励賞、平成15年度信濃毎日新聞社「親子のときめき童話」年間賞佳作等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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