内容説明
裾花川の歴史を知れば、長野の歴史がわかる。建設技術者が綴った異色の郷土史論文集。
目次
第1章 江戸時代初頭における煤鼻(裾花)川の開発形態
第2章 中世善光寺如来堂の東向に関する試論
第3章 近世初頭以前の鐘鋳堰の開発について
第4章 戌の満水に関する諸史料及び寛保満水図と御領分荒地引替願いについての考察
第5章 近世中期の煤鼻(裾花)川の災害
第6章 中御所村岡田組百姓重助の苦闘
第7章 弘化四年善光寺地震による煤花(裾花)川の土砂災害とその後の対応
第8章 煤鼻之渡し・相生の橋
第9章 近代における裾花川下流域の大開発
第10章 暴れ裾花川を鎮めた人々
著者等紹介
宮下秀樹[ミヤシタヒデキ]
昭和30年長野市に生まれる。令和3年長野高専客員教授・非常勤講師を退任。この間、守谷商会執行役員を12年間務める。現在、守谷商会長野建築本店勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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