内容説明
新入生への応援練習は―バンカラか?パワハラか?歴史ある地方高校に息づく「自治の精神」の根源と現在、未来を徹底検証!
目次
はじめに 伝統校に眠る「隠れ資産」を掘り起こす
第1部 “小説・映像編”深志生がとらえた自治の現在
第2部 “解説編”深志の自治とは何か
第3部 “課題編”伝統の危機と未来
資料 生徒手帳より(抜粋)校歌・応援歌・校章
おわりに 「隠れ資産」発掘プロジェクトの舞台裏
著者等紹介
井上義和[イノウエヨシカズ]
帝京大学共通教育センター教授。1991年深志卒(43回・陸上競技部)。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程退学。専門は教育社会学、歴史社会学
加藤善子[カトウヨシコ]
信州大学高等教育研究センター教授。1989年兵庫県私立中高一貫女子校卒(囲碁将棋部・図書委員会)。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。専門は教育社会学、高等教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yoneyama
11
出身の松本深志高校の自治はどのように作られ、伝えられ、再生してきたかが今更わかる。10年おき数世代の深志出身かつ教育学や民俗学に関わる執筆者と外部の関連研究者の厚みある評が重層的。冒頭の現役によるラノベ風の導入もおもしろく構成も良い。代表テーマは放送部が動画番組として優秀作を制作しており、それもこの本をまとめやすくしている。70年代を通じて何故優秀な教師が深志に集まっていたかの謎解きもわかった。通過儀礼による絆。自治、自力達成の満足感のしくみなど。自治とは何か?卒業後40年の私にとって今も最大のテーマだ。2023/08/05
オキャベツ
0
本館?2024/10/29
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