目次
春(初夢に古郷を見て涙哉;淡雪や人で埋めし江戸の町 ほか)
夏(江戸じまぬきのふしたはし更衣;としとへば片手出す子や更衣 ほか)
秋(踊から直に朝草かりにけり;日ぐらしや急に明るき湖の方 ほか)
冬(猫の子がちよいと押へるおち葉哉;大根引大根で道を教へけり ほか)
著者等紹介
矢羽勝幸[ヤバカツユキ]
長野県東御市西海野生まれ。國學院大学文学部卒業。二松学舎大学客員教授
ノルトン,ジョイ[ノルトン,ジョイ] [Norton,Joy]
米国と日本で育ち、長年、一茶の生誕地に近い長野県野尻湖畔に暮らした。アジア研究の修士号を持ち、ジャパンタイムズのコラムニストとして活躍する傍ら、日本と異文化について教え執筆、数冊の本を出版した。臨床心理士、キャリアコンサルタントでもある
森貘郎[モリバクロウ]
長野県千曲市生まれ。板画家。日本板画院同人。古民家を保存再生した「杏の里板画館」主宰。郷土の民話やわらべ唄、小林一茶や山頭火の俳句をもとに詩情豊かな作品を多数発表。1981年より毎年「一茶暦」を制作。個展多数。著書に『森貘郎板画集』ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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