内容説明
長野県120(旧)市町村から、地元が選んだ憧憬の1座。ふるさとの山への想いを文と写真と登山ガイドで紹介…。
目次
北信の山々(鳥甲山―栄村;毛無山―野沢温泉村 ほか)
東信の山々(四阿山(根子岳)―旧真田町(現上田市)
太郎山―上田市 ほか)
中信の山々(雨飾山―小谷村;白馬岳(三山)―白馬村 ほか)
南信の山々(鉢伏山(高ボッチ山)―岡谷市
鷲ヶ峰―下諏訪町 ほか)
著者等紹介
栗田貞多男[クリタサダオ]
1946年長野市生まれ。蝶と山・川などの自然を撮り続ける。『ゼフィルスの森』にて日本蝶類学会第三回江崎賞を受賞。クリエイティブセンター主宰。日本写真家協会、日本昆虫協会、日本蝶類学会会員
市川董一郎[イチカワトウイチロウ]
1946年中野市生まれ。信州大学第二内科、県立須坂病院勤務を経て市川内科医院院長。高校時代から長野県内の山と植物を中心に取材撮影を続ける。日本内科学会認定医、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yoneyama
8
何故120か。平成合併前の120市町村のふるさとの山選定というのが趣旨。合併前の境は、山と川でできている。経済的事情の合併ではわからなくなる各地の名山がある。御嶽山、四阿山など大きな山はその両側の道があるので、同じ山でもそれぞれ別の山だ。小さいけど写真も盛り込み過多なほど盛り込んでいるぎっしりした本。里から見えない奥山はほぼなし。行けばわかるガイド的要素はいくらでも類書があるのでそれを省いてでも、郷土史家に取材するなどして史的詳述などをもう少し欲しかった。地域の山集成として。売木村の昔高森とか、いいね。2022/10/12