内容説明
平成十年八月から一年間にわたって、静岡新聞日曜版に連載された『野鳥歳時記・しずおかウォッチング録』。本書はその中より、著者自らのお気に入りのエッセイと写真とを厳選し、さらにそれぞれの季節にふさわしい写真を新たにブレンドしたものから構成されています。
目次
初夏(ホオジロ;オオルリ ほか)
夏(カイツブリ;オオヨシキリ ほか)
秋(セイタカシギ;シロチドリ ほか)
冬(カワセミ;ミサゴ ほか)
春(ルリビタキ;ニュウナイスズメ ほか)
初夏ふたたび
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばりぼー
44
表紙の画像が出ないのが残念。表紙は吉田町片岡で撮影された、柿の枝に止まるモズの写真です。初夏に始まり巡り巡って春まで、四季折々の風景をバックに、全て地元で撮影された写真+エッセイで構成されています。鳥の声の「聞きなし」(鳥の鳴き声を人間の言葉に置き換えたもの)で、ホオジロなら「一筆啓上仕り候う」、ウグイスに似たセンダイムシクイなら「焼酎一杯グイーッ」、ツバメは「土喰って虫喰って渋ぅい」だなんて(笑)。広がる田園風景の素晴らしさに感動し、こうした美しい情景が今後もずっと続いてくれることを願うばかりです。2017/01/17
セイバー
0
小ネタを含んだエッセイと写真が良い2015/03/21
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