内容説明
歴史に顔を背ける者は、過ちを繰り返す―。日本人はなぜ「戦争」を選んできたのか?現代の空気感は、かつて通ってきた道と似てはいないか?日露戦争から日中・太平洋戦争にいたる30年の政治史をたどると、日本学術会議任命問題の重大性がみえてくる!
目次
第1部 昭和戦前期と現代の空気感の相似(歴史は繰り返す―学術会議任命問題の重大性;もう一つの「坂の上の雲」;日本の敗戦を予告した反戦軍人・水野広徳)
第2部 政治腐敗と司法不在(強権政治による言論封殺;汚職花盛りと司法不在;治安維持法と特高警察)
第3部 対外侵略と経済不安(「国恥記念日」と「建国の原点」;昭和ファシズムの仕掛け人;昭和恐慌と社会不安)
第4部 軍部独裁で破局へ突入(「問答無用」の時代へ;日中戦争と国際的孤立;三国同盟と対米関係の破局)
著者等紹介
横田喬[ヨコタタカシ]
1935年、富山県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。元朝日新聞社会部記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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