出版社内容情報
真綿でくるんだ貝殻骨の小箱を
小走りで手渡してくれた人のやわらかな笑み
唄の島の哀歌の棘のような
多島海の白いほね
故郷・奥尻島の波のうねみに身をゆだね、アイヌへ、インドへ、心は旅を続ける。「辺境」に在ることを志向する詩人が紡ぐ、「わたしたちとあなたたち」の終わりない物語。
麻生直子[アソウナオコ]
著・文・その他
内容説明
故郷・奥尻島の波のうねりに身をゆだね、アイヌへ、インドへ、心は旅を続ける。「辺境」に在ることを志向する詩人が紡ぐ、「わたしたちとあなたたち」の終わりない物語。
目次
死者は仮面をかぶって逝く
雪の道
父の絵
降りつもる霧の砂
春のおもいで
風祀り
喉笛
海峡を渡る人
姥神まつりのころ
江差のうた歳時記より〔ほか〕
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