出版社内容情報
剣道最高位を取得した著者による、剣、武道、命を問う!宝暦十一年(一七六一)、遠山弥吉郎に主君を誑かす不届き者・丸屋を闇討ちせよとの密命が下る。正義のため、そして家禄の引き上げのために引き受けた弥吉郎だったが……。謀略に巻き込まれ妻子とともに江戸へ逃げることになった弥吉郎は並ならぬ貧苦に揉まれることにより、武士とは何か、命とは何であるかを見つめなおしてゆく。魂震える時代小説超大作。書下し。
好村兼一[ヨシムラケンイチ]
1949年東京都生まれ。東京大学在学中に全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、以後、フランスで剣道指導に携わる。剣道八段、パリ在住。2007年に『侍の翼』で鮮烈なデビューを果たす。他の著書に『青江の太刀』『行くのか武蔵』『武蔵円明の光』『伊藤一刀斎』など。
内容説明
宝暦十一年(一七六一)、遠山弥吉郎に主君を誑かす不届き者・丸屋を闇討ちせよとの密命が下る。弥吉郎は正義のため、そして家禄の引き上げのために、難題を引き受ける。しかしそれは謀略だった。妻子とともに江戸へ逃げることになり、並々ならぬ貧苦に揉まれ、ただひとつ譲れぬものを見つめなおそうとする弥吉郎だったが…。魂震える時代小説超大作!
著者等紹介
好村兼一[ヨシムラケンイチ]
1949年東京都生まれ。東京大学在学中に全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、以後、フランスで剣道指導に携わる。剣道八段、パリ在住。2007年に『侍の翼』で鮮烈なデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。