目次
１（鐘；青を希う；シベリアン・スカイ；橇と篭；アコーディオン・ソング；神楽坂の記憶を；舟の言葉）
２（十夜の、晴れ間；ルウ、ルウ；図書館で借り出した翅を；大気圏について；瀕死の青空とつながっている；摘むことと漂流すること；花／エイデュリア；舟の言葉）
３（路上の薄陽という秋；コロニアグエル）
著者等紹介
杉本徹［スギモトトオル］
１９６２年名古屋市生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。詩集『十字公園』（２００３・ふらんす堂）、『ステーション・エデン』（２００９・思潮社、歴程新鋭賞）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ～ 1件／全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜井夕也
0
鳥の名前が多く出てくる。「そして”樹の舟”を騒がせる風の昏さは／かさなる葉から流星の方位に向けて、この夏の昼を編むだろう／……時間、光洩る時間はこうして揺らぎつづけ／あなたの、北緯への遮られない希いを／あらわれてはほどかれる境界の傾斜地で、……どこまでも、護るだろう」2014/06/07
