内容説明
少年のこころにきざまれた夜の火の海、敗戦の夏から六十余年の歩み。溢れる生と死の翳り、過ぎた季節と訪れるものをいま彼方から見つめる。生前構想の第二詩集の詩稿に未収録詩篇を加えて編んだ、詩人の道のりを照らす遺稿詩集。
目次
つまずく
燃える満ち潮
キャッチボール
威海の霧
秋
樹を植える
出征の日―Kさんの話
わたしの街―鬼子母神の夜
わたしの街―勝軍地蔵のいる風景
魚の小骨〔ほか〕
少年のこころにきざまれた夜の火の海、敗戦の夏から六十余年の歩み。溢れる生と死の翳り、過ぎた季節と訪れるものをいま彼方から見つめる。生前構想の第二詩集の詩稿に未収録詩篇を加えて編んだ、詩人の道のりを照らす遺稿詩集。
つまずく
燃える満ち潮
キャッチボール
威海の霧
秋
樹を植える
出征の日―Kさんの話
わたしの街―鬼子母神の夜
わたしの街―勝軍地蔵のいる風景
魚の小骨〔ほか〕