内容説明
ある日、詩人の心に「ユウヒのテント」という言葉が訪れる。若き日のスペインでの留学、いまは亡き父母との日々、再びスペインの土地で見たグラナダの風景、そこで「ユウヒのテント」の真の意味がひらかれる―。
目次
夜の魔術師
日めくりカレンダー
ヤモリという生きもの
ロシータ
死化粧
月下のフラメンコ
バルセロナのアラゴン通り
南スペインの頬骨
アルタミラの赤牛
都会の洞穴
大森銀河商店街
夕焼けヴァイオリン
ホットケーキ
告白癖
洞穴のダンス
アンダルシアのひまわり畑で
ユウヒのテント
ただいま
想い玉
著者等紹介
堀内みちこ[ホリウチミチコ]
京都生まれの東京育ち。上智大学文学部卒。バルセロナ大学夏期外国人コース受講。所属:日本ペンクラブ、日本詩人クラブ、日本現代詩人会、六甲倶楽部会員、詩誌「炎樹」「東国」同人、個人誌「空想カフェ」発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。