南海の列島弧異聞

南海の列島弧異聞

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  • サイズ キガイ判/ページ数 119p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784783732259
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

富士火山帯は、海底深く、ミクロネシアまで続いているという。その連なりと南の島々との物語をダイナミックに読み解く。伊豆大島から「一番早く夜があけるニッポン」(南鳥島)、「北回帰線の南にある唯一のニッポン」(沖ノ鳥島)を持つ、小笠原村の歴史と現実をふまえて描く「世界一の海洋のムラ」を含む、22篇を収録。

目次

伊豆半島流人異伝(源頼朝―四つの半島の地政学;若き日蓮―高村光太郎作「獅子吼」;荒ひじり「文覚」抄)
伊豆諸島流人異聞(坪内逍遙作「役の行者」―前進座公演;役の行者―大島;天宥法印と松尾芭蕉―新島 ほか)
世界一の海洋のムラ(富士火山帯―南海までのマグマの弧;世界一の海洋のムラ―小笠原村;濱江丸―父島二見港 境浦 ほか)

著者等紹介

深澤忠孝[フカサワタダタカ]
1934(昭9)年福島県岩瀬郡白方村今泉(現須賀川市)に生まれる。須賀川高から東京学芸大を経て、早大第一文学部(国文学専修)卒。教員のあと都職員、都立研究所員などとなる。職歴の最後は、神奈川大教員。所属等:日本現代詩人会、日本ペンクラブ、草野心平研究会(代表)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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