内容説明
アン・ウォールドマン,ダイアン・ディ・プリマ;ジョアン・カイガー、ジェーン・ハーシュフィールド。ビート・ムーブメント以降のアメリカを代表する女性詩人たちの名詩選。ゲーリー・スナイダーを含むインタヴューを付し、本邦初訳。
目次
アン・ウォールドマン(早口女 第二部(抄)
新・アメージング・グレース ほか)
ダイアン・ディ・プリマ(魔法の呼び出しの実践;革命の手紙 4番 ほか)
ジョアン・カイガー(十二月二十九日、三十日(ペーネローペの息子としてのパーン)
「さびしいの」 ほか)
ジェーン・ハーシュフィールド(私たちを繋いでいるもの;緑色の縞のメロン ほか)
ゲーリー・スナイダーへのインタヴュー
著者等紹介
ウォールドマン,アン[ウォールドマン,アン][Waldman,Anne]
1945年生まれ。ポスト・ビート詩人であり、ナロパ・インスティテュートのジャック・ケルアック・スクールを運営するかたわら、パフォーマンス詩人、編集者としても活躍中
ディ・プリマ,ダイアン[ディプリマ,ダイアン][Di Prima,Diane]
1934年生まれ。50年代のニューヨークのビート・シーンで精力的な創作活動をしていた稀有な女性詩人であり、また、当時の様々なタブーを克服できた例外的な女性でもある。2009年、サンフランシスコの桂冠詩人に選ばれている
カイガー,ジョアン[カイガー,ジョアン][Kyger,Joanne]
1934年生まれ。ビート、ジャック・スパイサーとロバート・ダンカンのサークル、ボリーナス詩人会、ニューヨーク派、ランゲージ派などと広く交友をもちながら、独自のスタイルを確立。1960年、京都大徳寺で禅の修行に励んでいたスナイダーのもとに行き結婚、4年間滞在した
ハーシュフィールド,ジェーン[ハーシュフィールド,ジェーン][Hirshfield,Jane]
1953年生まれ。仏教徒であり日本文学に精通した詩人、翻訳家である。小野小町と和泉式部の短歌を翻訳した『墨暗月―日本の宮廷時代の女流詩人小町と式部による愛の詩篇』はコロンビア大学翻訳センター賞を受賞
高橋綾子[タカハシアヤコ]
1970年新潟生まれ。新潟大学大学院現代社会文化研究科博士後期課程修了、博士(学術)取得。国立大学法人長岡技術科学大学教育開発系准教授
小川聡子[オガワサトコ]
1969年東京生まれ。明治学院大学大学院文学研究科英文学専攻博士前期課程修了。共立女子短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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