角川ソフィア文庫<br> 禅と日本文化 新訳完全版

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角川ソフィア文庫
禅と日本文化 新訳完全版

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  • サイズ 文庫判/ページ数 704p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044006594
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C0115

出版社内容情報

禅は悟りの修行であり、日本人の文化や生活のあらゆる領域に浸透している。悟りとは、日々の暮らしの経験に新たな意味を発見することだ――。禅を世界に知らしめた大拙が、水墨画、剣術、武士道、俳句、茶道といった日本文化の精髄を英語圏の読者に向けて平明に解き明かした代表作。宮本武蔵、松尾芭蕉、千利休、良寛ら「禅者」たちは、自らの生をいかにして創造的な作品へと変えたのか。原著の改訂のすべてを収めたはじめての完訳版。

内容説明

禅は悟りの修行であり、日本人の文化や生活のあらゆる領域に浸透している。悟りとは、日々の暮らしの経験に新たな意味を発見することだ―。禅を世界に知らしめた大拙が、水墨画、剣術、武士道、俳句、茶道といった日本文化の精髄を英語圏の読者に向けて平明に解き明かした代表作。宮本武蔵、松尾芭蕉、千利休、良寛ら「禅者」たちは、自らの生をいかにして創造的な作品へと変えたのか。原著の改訂のすべてを収めたはじめての完訳版。

目次

禅とは何か
日本の芸術文化
禅と儒学
禅と武士
禅と剣術
禅と俳句
禅と茶道
利休と茶人たち
自然愛

著者等紹介

鈴木大拙[スズキダイセツ]
1870年、金沢生まれ。本名、貞太郎。上京後、鎌倉の円覚寺に参禅し、釈宗演から大拙の居士号を受ける。東京帝国大学選科で学んだ後、97年に渡米。出版社に勤めながら仏教や禅についての講演、公刊をおこなった。帰国後は東京帝国大学、学習院大学、真宗大谷大学で教鞭をとり、日英語で数多くの著作を残した。1949年に日本学士院会員となり、文化勲章受章。66年没

碧海寿広[オオミトシヒロ]
1981年、東京生まれ。武蔵野大学教授。近代仏教研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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テツ

12
本来『不立文字』のたった四字で禅を言葉で表すことは封じられている。真の意味で禅に触れるにはただ黙って修行するしかないのだけれど、文字として書物としてそれに触れることで文化として禅を知ることはできる。禅的なマインドを大切にしそのおかげで大成したという経営者の方々のお話などたまに目にするけれど、修行も悟りも修証一等。何かを得るために修行するわけでも、威張るために悟りを欲するわけでもない。禅により垣間見える「何か」を異世界で役立てようとする試みはナンセンスなのではとぼんやりと感じた。2023/10/02

豆電球

11
ここまで難解だと読むのを放棄してもおかしくないのに、どうしてもこの世界から逃れられませんでした。禅と武士、俳句、茶道との関係性は特に読んでいて非常に面白く、日本人の根底に無意識に横たわる禅というものの存在を感じずにはいられません。個人的に禅に近い武士と言えば足利尊氏はじめ足利家を思い出すのですが全く触れられておらず違和感。夢窓疎石はもちろんの事、後醍醐や楠木まで出てくるのに。よく見れば戦前に書かれた本なのですね。逆賊扱いの尊氏が登場しないのもまぁ納得。あと現代人には馴染みの薄い剣術にページを割きすぎかな。2022/09/30

amanon

8
訳文のためか、著者独特の鮮烈な文体を味わえないという憾みは残るものの、それでもやはり豊穣な内容と独特の魅力に満ち溢れた一冊。とりわけ読み応えがあったのは、解説でも言及されている剣術について論じた章。人を殺す技術である剣術が芸術である。にわかに信じがたい…もしくは今日では問題になりかねない言述だが、その是非はともかくとして、著者の深い知見から出たものであることは確か。また、実際に剣道をやっている人でこの箇所を読んだ人がどれだけいるのか?ということが気になる。禅に対する見方に根本的な揺らぎをもたらす一冊。2022/11/19

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