出版社内容情報
禅は悟りの修行であり、日本人の文化や生活のあらゆる領域に浸透している。悟りとは、日々の暮らしの経験に新たな意味を発見することだ――。禅を世界に知らしめた大拙が、水墨画、剣術、武士道、俳句、茶道といった日本文化の精髄を英語圏の読者に向けて平明に解き明かした代表作。宮本武蔵、松尾芭蕉、千利休、良寛ら「禅者」たちは、自らの生をいかにして創造的な作品へと変えたのか。原著の改訂のすべてを収めたはじめての完訳版。
内容説明
禅は悟りの修行であり、日本人の文化や生活のあらゆる領域に浸透している。悟りとは、日々の暮らしの経験に新たな意味を発見することだ―。禅を世界に知らしめた大拙が、水墨画、剣術、武士道、俳句、茶道といった日本文化の精髄を英語圏の読者に向けて平明に解き明かした代表作。宮本武蔵、松尾芭蕉、千利休、良寛ら「禅者」たちは、自らの生をいかにして創造的な作品へと変えたのか。原著の改訂のすべてを収めたはじめての完訳版。
目次
禅とは何か
日本の芸術文化
禅と儒学
禅と武士
禅と剣術
禅と俳句
禅と茶道
利休と茶人たち
自然愛
著者等紹介
鈴木大拙[スズキダイセツ]
1870年、金沢生まれ。本名、貞太郎。上京後、鎌倉の円覚寺に参禅し、釈宗演から大拙の居士号を受ける。東京帝国大学選科で学んだ後、97年に渡米。出版社に勤めながら仏教や禅についての講演、公刊をおこなった。帰国後は東京帝国大学、学習院大学、真宗大谷大学で教鞭をとり、日英語で数多くの著作を残した。1949年に日本学士院会員となり、文化勲章受章。66年没
碧海寿広[オオミトシヒロ]
1981年、東京生まれ。武蔵野大学教授。近代仏教研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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