内容説明
山と海での日々をへて、アメリカから日本に渡ってきた、若きゲーリー・スナイダー。1959年、詩人の出発を告げる鮮烈な作品群。伝説の第1詩集、50周年記念版を本邦初訳。
目次
リップラップ(八月なかば、サワドー山の火事見張り小屋にて;一九五四年夏、遅い雪と製材所のストライキ;病んだ女たちへの賛歌;パイユート・クリーク;火明かりのミルトン;ペイト・ヴァレーの上で;水;イカした友へ ほか)
寒山詩(寒山詩の序;一~二十四)
著者等紹介
スナイダー,ゲーリー[スナイダー,ゲーリー][Snyder,Gary]
1930年、サンフランシスコ生まれ。50年代中頃、アレン・ギンズバーグ、ジャック・ケルアックらビート世代に大きな影響を与える。56年から68年まで日本に滞在し、禅の修行と研究を行なう。69年に「亀の島」にもどり、70年からシエラネヴァダ山脈北部で暮らし始める。文筆活動、ポエトリー・リーディング、禅仏教の実践と研究、環境保護活動、カリフォルニア大学デイヴィス校教授(現在は名誉教授)など多彩な活動を展開。「ガイアのうた」を書きつづけるディープ・エコロジストの詩人
原成吉[ハラシゲヨシ]
1953年東京生まれ。獨協大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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