内容説明
実業家・黄怒波として中国の経済発展を担い、同時に激しい文化潮流の先端に立つ詩人、駱英。調和しがたい矛盾の裂け目から生み出される流浪のうた。
目次
都市流浪集(都市を流浪する;都市のゴキブリ;橋;夕陽と黄昏 ほか)
落花集(心の流浪者;夜の街;路地;遠方へ書き送る ほか)
著者等紹介
駱英[ルオイン]
1956年、甘粛省蘭州に生まれ、寧夏回族自治区銀川に育つ。本名、黄怒波。81年、北京大学文学部卒。中国市長協会会長補佐、中国テニス協会副主席、中坤グループ会長をつとめる。92年に処女詩集『もう私を愛さないでくれ』を刊行。アメリカ、フランスなどでも詩集の翻訳が刊行されている。現在、北京在住
竹内新[タケウチシン]
1947年、愛知県生まれ。71年、名古屋大学文学部(中国文学)卒。80年から83年にかけて吉林大学で日本語講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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