内容説明
日本のモダニズム詩の実験性を台湾の郷土の上に立ちあげ、中国語現代詩の新たな可能性を切り開いた詩人林亨泰。その実験的な作品群は、前衛的でありながら、失われていく台湾の原風景を鮮やかな映像として読者の眼に映しだす。台湾における二つの戦後を経て、言語と歴史の間で貫かれた詩魂の全貌。
目次
1 溶けた風景(日本語詩)1947‐1949(哲學者;にんげんの悲哀 ほか)
2 長い咽喉1955‐1959(心の習癖;灯り ほか)
3 非情の歌1964(序詩;作品第二 ほか)
4 越えられない歴史1972‐1994(アトリエ断想;孤岩の風景 ほか)
5 人の存在1996‐2006(眠りに入るとき;人の存在 ほか)
著者等紹介
林亨泰[リンホンタイ]
1924年、台湾彰化生まれ。台湾師範学校を卒業後、故郷でながく教員をつとめる。日本語から中国語へと創作言語を転換しなければならなかった「言語を越える世代」を代表する詩人。1956年、「現代派運動」に参画し、さまざまな実験的作品を発表するとともに、運動の理論的支柱となった
三木直大[ミキナオタケ]
1951年、大阪府生まれ。東京都立大学大学院博士課程満期退学。広島大学総合科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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